trasta
Codex 一本、1行もコードを読まずに4位
- 題材
- ISUNARABE 合同演習2026
- 道具
- 競技サーバに Codex を直接インストールし、Codex app から SSH で接続
- Rust → Go への書き換え、DB再設計、ベンチの自動化まで丸投げ
- 「過去の攻略ブログも調べて」のような粒の大きい指示から「MySQLを捨ててall cacheへ」という方針転換が出た
- 感想は「知識がなくても途中までは行けるが、トップ争いには人間が方針を示す必要がある」
2025年7月〜2026年10月の記録 · 2026.10.30 調べ
ISUCONは2025年に開催を休み、ISUCON2026として戻ってきます。その間に、AIエージェントを使ってチューニングに取り組んだ記録が数多く公開されました。AI無制限の非公式大会の参戦記、過去問を解かせた実験、準備の工夫まで、出典リンクつきで整理しています。
21
紹介する事例。うち9件がISUNARABE合同演習2026
21,537,000
ISUNARABE合同演習2026の優勝スコア
8 / 20
同大会で0点に終わったチーム
01 · 大会
2026年5月9日、KOBA789さんが個人で主催した非公式大会「ISUNARABE 合同演習2026」は、AIエージェントの利用を無制限にしたISUCON形式のコンテストでした。参考実装はRustのみ、20チームが参加しています。上位は2,000万点台に並び、8チームは0点でした。
0点inductorジャバへの感謝五十肩daku101人でもAIと一緒だよ会天体可観測ミラクルみらくいちゃんのわくわくワンダーランドra
出典: KOBA789 さんによる最終順位の投稿。リンクのあるチームは下の事例で紹介しています。
02 · 事例
種類ごとに日付順で並べています。スコアは出典に書かれた値をそのまま載せています。環境や条件が違うため、事例どうしのスコアは比べられません。
21 / 21 件を表示
trasta
fujiwara
rail44(kuwa_tw)
ichyo
注: 記事中に順位の明記はない。スコア推移(2,160万点台)と順位表、チーム名の由来から1位と推定。
nihen(CHIBA Masahiro)
edge2992(overcached! チーム)
mazrean(INUCON チーム)
天体可観測(msksgm、sunakan ほか)
KOBA789(主催)
tjmtmmnk
Junya Yamaguchi(OpenJNY)
pikachu0310
ekusiadadus
itohdak
kyosu-1
__cp20__
注: X上の短い報告のみ。手法の詳細は書かれていない。
takeokunn
注: X上の短い報告のみ。
const_myself
注: X上の短い報告のみ。
koinunopochi
m8i-51
wabi1318
この組み合わせに当てはまる事例はありません。
03 · 横断
複数の記録に共通して出てきた知見です。根拠にした事例へリンクしています。
01
上位チームは、AIに速くさせる前に、変更をリポジトリ経由に限定し、デプロイとrevertを手軽にしていた。
02
MCP経由のメトリクス、AI向けにまとめた計測パック、自作プロファイラなど、計測の渡し方に工夫が集中している。渡したつもりで実は取れていなかった、という失敗も報告されている。
根拠: No.10 tjmtmmnkNo.11 Junya YamaguchiNo.20 m8i-51No.13 ekusiadadusNo.14 itohdak
03
典型的な改善はAIがほぼ一度で終わらせる。その先の「インメモリに振り切る」ような大きな割り切りは、人間が言い切った例が強い。
04
複数構成は立ち上がりが速い一方、最終スコアは単体が上回った実験がある。エージェント同士の会話で提案が保守的になった例もある。
05
人間同士の声かけで済んでいた調整が、AIの速さで破綻する。デプロイとベンチのロック、ツリーを触るのは1体まで、といったルールが必要。
04 · 関連
事例としては数えなかったものの、あわせて読むと流れがわかる資料です。
「AI Agent無制限でチューニングコンテストをやると何が起こるのか見てみたい」。2026年5月9日開催、参考実装はRustのみ
「AIが何をしたのか根拠を持って見て、効果を確認するのが大切」
ISUNARABEの問題をGitHub Actionsでベンチできる練習環境
Codex と Claude Code の両方から使える、RISUCON / ISUCON向けのAWS性能分析スキル集
実装の多くを Codex と Claude Code に任せた練習用ポータル
ISUCON14をローカルLLMで解かせる実験。勝手にインスタンスを生やすなど「じゃじゃ馬」
「AGENTS.md の整備から始まるのはAI時代のISUCONですね」